加齢により、だんだん唾液が出にくくなったり、内服薬などの影響で口が渇きやすくなるため、(特に食事前や寝る前に)唾液腺マッサージをして、唾液を出しやすくしましょう。
下図①~③を数回ずつ繰り返して下さい。
回数は個人の体力に合わせて行いましょう。
※a.耳下腺(じかせん)b.顎下腺(がっかせん)c.舌下腺(ぜっかせん)
①人差し指から小指までの4本指を頬にあて、上の奥歯の辺りを後ろから前へ向かって回します。
②アゴのエラの内側の軟らかい部分を親指で押します。
③両手の親指を揃え、アゴの裏側を突き上げるようにゆっくり押します。
○タッピング(舌打ちみたいな感じで・・・)
入れ歯の方は、入れ歯を外してから、舌の先を上アゴに当てるように、タン・タン・タン・・・と音を立てながら数回舌打ちをして下さい。
舌を動かすことにより、唾液腺が刺激され唾液が出てくると思います。
これを唾液腺マッサージと一緒に数回行って下さい。舌を動かすことは、色々な機能回復につながりますので、どんどん実行してみて下さい。
※イラスト・・・厚生労働省(eーヘルスネット)より引用
平成29年11月6日更新