医療法人デンタルクリニックたかはし





 
 これから世界中の人々が経験したことがない、新型コロナウイルス予防対策における暑い季節でのマスク着用の生活が始まろうとしています。
 マスク着用は、自分の咳・くしゃみの飛沫を抑えて飛散させないことで必要とされています。また、これまで効果が曖昧であった外部からの感染予防効果については、最新の研究結果から、着用することで効果があり、マスクの目の細かさが重要で、素材による効果の差はないことも分かってきました。
 このことからも暑い季節においてもマスクの着用は必要になります。しかし、心配なのは『脱水症状』と『熱中症』です。
 マスク着用時は湿度が高くなるため、水分が不足しているときでも足りていると勘違いしやすく、徐々に熱がこもるため脱水症状が起き、熱中症になりやすくなります。

≪暑い季節の熱中症(脱水)予防≫

1時間に1回100mlの水分補給 + 塩分補給(毎回必要なし)
 ●スポーツドリンク
 ●経口補水液
 ●塩飴
※高血圧の方は、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
※高齢者は、予め自分が飲める範囲の量を決め、こまめに補給するようにしましょう。

≪マスクの取り扱い≫

○マスクの中が湿度でベタベタした状態のときは、呼吸がしにくくなるので新しいマスクに取り替えましょう。
○マスクにアルコールをかけての再使用は、マスクの繊維を痛め、本来の予防効果が失われてしまうため止めましょう。
○マスクを外すときは、そのまま置かず、表面に触れないよう気を付けながら、引っ掛ける部分をもって、ティッシュでサンドしてから置きましょう。特に食事をするときは、テーブルにおかないように 注意しましょう。
○使い捨てでないタイプは、洗濯機で洗うとマスクの繊維を傷めてしまうので、必ず手洗いで陰干しをしましょう。

令和2年7月2日更新

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